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古い歴史を感じるスポットが多い京都伏見ですが、「金札宮」は伏見の中でも最古の神社と言われています。別名「金運アップのパワースポット」とも呼ばれていますが、知らない方も多いかもしれません。
金運のスポットとして有名な「金札宮」は、お宮の建設中に空から金のお札が降ってきたことが神社の名前の由来とされています。今回は、知る人ぞ知る金運アップのパワースポットである「金札宮」について解説していきます。
「金札宮」とは、京都伏見に位置する神社であり、平安遷都以前の750年に創建されたと伝えられています。数々の神社が存在する京都伏見の中でも最も古い神社の一つです。
伏見の地にお宮を建設中に、空から金色の札が降り、お札には「永く伏見に住んで国土を守らん」と書いてあったそうです。金の札が舞い降りてきた出来事から「金札宮」と名前が付けられました。
かつては神社の規模も大きく、幹部天皇以降の歴代天皇からの信仰も厚く、由緒ある神社です。応仁の乱で焼失しましたが、伏見宮貞常親王によって再建。その後は豊臣秀吉による伏見城築城の時に、現在地より西の場所へ移されました。その後、慶長9年に現在の場所に移転し、明治の神仏分離により「金札宮」は独立し、今に至ります。
「金札宮」は住宅街の中にあり、有名な観光地と違って人も少なく静かな環境です。境内には樹齢1200年以上と言われるクロガネモチの木が植えられており、京都市の天然記念物にも指定されています。
京都の戦乱を乗り越え1200年の時を経て育つクロガネモチの木からもエネルギーをもらえるでしょう。本殿の右隣には「恵比寿神社」があり、毎年1月には「えべっさん」などの行事が行われています。
また、2月の節分祭では赤鬼、青鬼の一行が伏見の街を大暴れするなどイベントも実施されています。最新のイベント内容については、公式ホームページまたは神社まで問い合わせください。
金札宮のご利益は、金運だけではありません。五穀豊育・火難除去・家運隆昌の3神を祀っており、厄を取り除き、開運の道を開いてくれるのです。金運だけでなく開運・幸運を呼ぶ神社として、地域の方々から信仰を集めています。
「金札宮」へのアクセスは下記の通りです。
住所:〒612-8062 京都府京都市伏見区鷹匠町八番地
駐車場:なし(近隣にパーキングあり)
アクセス:
・京阪電車 丹波橋駅下車 徒歩5分
・近鉄京都線 丹波橋駅下車 徒歩5分
・JR奈良線 桃山駅下車 徒歩20分
京都府知事 (3) 第13382号
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