伏見区では有名な観光地でもあり、また地元の人にも愛されているスポットといえば『伏見桃山城運動公園』でしょう。
その名の通り体を動かす遊びが出来たり、散策できたりと週末のお出かけにもぴったりのスポットです。
今回はそんな伏見桃山城運動公園について、その歴史やシンボルの天守閣、お祭りについての情報をご紹介します。
伏見桃山城運動公園の地には、もともと遊園地がありました。
1964年に開園した伏見桃山キャッスルランドです。
遊園地の売りとして建てられたのが、今も伏見桃山城運動公園のシンボルである模擬天守閣『伏見城』になります。
遊園地はジェットコースターやメリーゴーランドなどアトラクションもあり、人気でしたが2003年に閉園してしまいます。
閉園後、伏見桃山城は取り壊される予定でしたが地元民の熱い希望により、残されることになります。
その後2007年に跡地が整備されて伏見桃山城公園になりました。
公園として人気が高い伏見桃山城運動公園ですが、実は長い歴史があるのです。
伏見桃山城運動公園内には野球場や多目的グラウンドがあります。
野球場では、本格的な試合も楽しめるようにベンチやブルペンも設置されています。
多目的グラウンドでは、サッカーやクリケットなどできます。
更衣室やシャワー室もあるため、本格的にスポーツを楽しめますね。
また、グラウンドからは伏見城がしっかり見えます。
お城を見ながらスポーツができる、なんてとても魅力的ですね。
伏見桃山城運動公園で最も人気なのは、昭和39年に建てられた天守閣です。
模擬天守閣ではありますが、映画撮影にも利用されたことがあるほど本格的な作りになっていて、石垣も立派です。
耐震上の都合で天守閣の中には入ることができませんが、近くまで行くことは可能です。
インパクトも満点で、外国人観光客の姿も多く見かけます。
公園内は散歩ができるようにもなっており、秋には紅葉を楽しむこともできますよ。
朝方の散歩などに利用する人もおり、天気のいい日に新緑の中を歩くととても心地いいのだとか。
地元の幼稚園児が遠足でお弁当片手に遊びに来るなど、老若男女に親しまれている公園になります。
伏見桃山城運動公園では、伏見・お城まつりが開催されています。
普段閉鎖されている大天守閣が特別に公開されて歴史資料などを見ることが出来ます。
伏見桃山城に関係する豊臣秀吉や徳川家康などに扮した出演者がトークをする五大老サミットも見どころの一つです。
歴史を楽しく学ぶ事ができるので、ご家族連れにも人気が高いイベントになっています。
屋外では時代活劇や大道芸など盛り上がりを見せています。
飲食ブースや物販も100軒を超えている大型で、美味しい食事を堪能出来ますよ。
夜にはお城がライトアップされ、伏見のお酒を堪能できます。
同時に音楽ライブも開催されるので、幅広い楽しみ方が出来ます。
今年で6年目を迎えた伏見桃山城運動公園の伏見・お城まつり。
今年も11月2日、3日の二日間開催されるようなので、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
いかがだったでしょうか?
伏見桃山城運動公園の魅力をお分かり頂けたかと思います。
閉園したテーマパークを整備して現在の伏見桃山城運動公園がありますが、野球場やグラウンドなど運動が出来る環境が魅力です。
入る事は出来ませんが、天守閣はインパクト満点で外国人観光客からも人気があります。
飲食ブースや歴史を学べる企画、音楽ライブなど様々な楽しみ方が出来る『伏見・お城まつり』も見逃せないイベントです。
是非、伏見桃山城運動公園にお出かけしてみてくださいね。
京都府知事 (3) 第13382号
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