長建寺は、江戸時代の伏見奉行建部内匠頭政宇(たてべたくみのかみまさいえ)の長寿を願って建てられました。
弁財天がご本尊としてまつられている京都でも珍しいお寺です。
しだれ桜が有名で、例年四月第二日曜は桜祭りが行われます。
また、弁財天はお金、健康、芸能など多くの願いをかなえると言われています。
お守りは小銭型で金運があがるといわれています。
参詣のあとは、よく当たると評判のおみくじを家族でひいてみるのもいいですね。
寺田屋がある竜馬通りは京町家風の建物が並び、石畳やガス灯が目を楽しませてくれます。
幕末へとタイムスリップした感覚にとらわれるでしょう。
そこかしこにあるシャッターアートが、当時をより一層身近に感じさせてくれます。
幕末の志士たちが意気軒高に駆け抜けた町並みを歩いていくと、寺田屋が見えてきます。
寺田屋はかつて坂本龍馬が、伏見奉行に襲撃された旅籠屋です。
おりょうの機転で危機を免れた話は、有名ですよね。
また、すぐ近くには『竜馬通り商店街』があります。
ちょっとした休憩ができるカフェや、夜であればバーでお酒を楽しむのも良いですね。
竜馬通り商店街では、坂本龍馬にちなんだイベントが不定期で開催されます。
龍馬の命日である11月15日前後の週末には「龍馬祭」と呼ばれるイベントも行われます。
ライブや、人力車に乗った龍馬とお竜のパレードなど、毎年人気のイベントです。
江戸時代、旅客や荷物の運搬に使われていたものを再現したものが十石舟です。
乗船は「月桂冠大蔵記念館」のすぐそばにあります。
舟旅は約50分。
伏見城の外掘を進んで行きます。
途中三栖閘門(みすこうもん)で船を一度降りて、散策を楽しむこともできます。
春はなんといっても桜が見事です。
ピンク色に染まる川沿いは、浮世の煩わしさを忘れさせてくれることでしょう。
桜の季節は混み合うので舟の予約をオススメします。
※2020年3月27現在、新型コロナウイルスの影響により運行を一時停止しています。
伏見のお散歩コースはいかがだったでしょうか。
京都の郊外であり、ゆったりとした空気の流れを感じる場所です。
幕末の歴史を感じさせる街並みをを歩き、舟に乗ると日常を忘れることができます。
春の訪れを、水運の城下町伏見で感じてくださいね。
京都府知事 (3) 第13382号
Copyright ©リビング All Rights Reserved.