伏見区の伏見桃山駅、桃山御陵駅、桃山駅から徒歩5分に位置する「御香宮神社」。日本の名水百選にも認定されており、パワースポットとしても有名です。
また、水をかけて占う「水占い」も人気となっています。運試しとして訪れてみるのはいかがでしょうか?
名水だけでなく安産祈願、子育てにもご利益がある神社としても知られており、歴史上の多くの人物たちも御香宮神社を訪れたと言われています。
今回は、伏見区にある歴史との関わりも深い「御香宮神社」の魅力について、たっぷりご紹介します。
地元の方からは「ごこんさん」の愛称で親しまれている御香宮神社。平安時代に境内から良い香りの水が湧き出たことから清和天皇から「御香宮」と名付けられました。
神功皇后を主祭神とし、安産の神として信仰を集めています。また、豊臣秀吉は伏見城築城の際に鬼門の守護神とするなど歴史との関わりも深い神社です。
さらに、1868年(明治元年)に起こった鳥羽伏見の戦いでは、薩摩藩の本営になったりと日本の歴史を見守ってきた場所でもあります。
御香宮神社は名水「御香水」が有名であり、水を汲みに訪れる人も多く見られます。貞観4(862)年に境内に良い香りの水が湧き出し、その水を飲むと病が治るなどの言い伝えもあります。
御香水は桃山の伏流水で伏水・伏見(フシミ)の地名の起源とされており、現在でも霊水として病気や茶道・生活用水として持ち帰られているのです。
昭和60(1985)年には、環境省の「名水百選」にも認定されました。
名水にも選ばれる「御香水」ですが、御香宮神社では水を使った水占いが人気です。おみくじを水に浸すと運勢の文字が浮かび上がるという仕組みのもの。
おみくじは社務所で購入することができます。1回200円で運試しができるので、観光の際はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
御香宮神社が安産と子育てのご利益があると言われているのは、御祭神である神功皇后に理由があります。神功皇后は臨月の身で朝鮮へ出兵し、帰国後に無事に出産。その強さから子育て安産の神として崇められるようになりました。
名水や安産の神様として知られる「御香宮神社」ですが、徳川家康や豊臣秀吉、坂本龍馬などの歴史上の多くの人物も訪れたと言われる場所です。
駅から歩いてすぐの場所にありますが、境内に入ると洗練された澄んだ空気を味わうことができるパワースポットです。近くを訪れた際は、ぜひ歴史を肌で感じてみてはいかがでしょうか?
京都府知事 (3) 第13382号
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