京都伏見区にある伏見大手筋商店街は、地元の人で賑わいグルメも買い物も全てが揃う商店街です。伏見桃山駅から納屋町通の間はアーケードでつながっており、日本で初めて太陽光発電パネルが設置された場所でもあるのです。
駅からも近く地元客で賑わう商店街ですが、年間を通して様々なイベントも実施されています。地元客だけでなく観光客にとっても楽しめる場所となっていますが、歴史は古く、時代に合わせて発展を続けている商店街です。
今回は、伏見桃山駅からすぐにある伏見大手筋商店街についてご紹介します。
大手筋商店街の「大手筋」の語源は、豊臣秀吉の時代まで遡ります。秀吉は伏見城建築により大手広庭を作り、そこに大手門を築きました、その大手門を少し曲がって西方に作った道が「大手筋通り」です。
大手筋通りは、伏見城に出入りするための重要な道であったことがわかります。
時代は流れ、1911年に京阪電車が開通、1904年から酒造の発展による人口の増加などにより、街路灯が設置され、現在の商店街の形となりました。
1971年には初代アーケードが完成し、1997年には日本で初めてソーラーパネル(太陽光パネル)が設置。様々な発展を遂げてきた場所でもあるのです。
大手筋商店街では、年間を通して様々なイベントを実施しています。買い物をした時にもらえるスタンプを集めることでプレゼントがもらえたり、謎解きゲームやガラガラ抽選などを実施。
現在はコロナウイルスの影響により中止となっていますが、夏の夜市や伏見万灯流し、「御香宮神幸祭」などのイベントも行われていました。
大手筋商店街はグルメからファッションまで全てが揃う場所です。居酒屋から定食屋、カフェ、ファーストフードも充実。
朝から夜まで時間を問わず楽しめる場所でもあるのです。400mのソーラーアーケードになっているので、雨の日も濡れることなく快適に買い物やグルメが楽しめますよ!
観光地の案内場所として、日本酒の利き酒も楽しめる「フシミ大学」も大手筋商店街の中にあります。伏見エリアの観光名所を教えてもらえるので、ぜひお立ち寄りください。
大手筋商店街は伏見桃山駅だけでなく、中書島駅から竜馬通りを歩いて抜けてもたどり着く事ができます。中書島駅から向かう場合は、良いお散歩ルートにもなりますよ!
大手筋商店街では様々なイベントが実施され、観光のお土産からカフェ、居酒屋まで全てが揃う地元民にとっても便利な場所です。アーケードのおかげで雨の日も快適に楽しめるので、伏見観光の際はぜひチェックしてみてください。
京都府知事 (3) 第13382号
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