古くから酒蔵の町として酒造りが盛んな京都伏見。現在も伝統を守りながら酒造りに励む酒蔵がいくつも立ち並んでいます。
月桂冠大倉記念館は、有名な銘柄「月桂冠」の酒造りを学べる施設。江戸時代から続く酒造りの歴史と伝統を肌で感じることができます。
酒蔵の見学だけでなく、きき酒も楽しむことができるのでお酒が楽しめる観光スポットとしても人気です。
今回は、京都・伏見のお酒の歴史と伝統を感じられる「月桂冠大倉記念館」についてご紹介します。
月桂冠大倉記念館とは、月桂冠が運営する日本酒造りと歴史を学ぶことができる施設のことです。月桂冠は日本を代表する酒造メーカーであり、400年近くの歴史があります。
歴史を感じる風情のある建物と職人が継いできたかつての酒蔵の雰囲気が再現されています。
京都市有形民俗文化財にも指定された酒造用具類なども展示されているので、酒造りの貴重な工程を学ぶことができます。
月桂冠大倉記念館の見どころは、オプション見学の「酒香房見学」です。オプション見学では一般見学では入ることができない酒蔵の中を見ることができます。
日本酒の製造工程の説明から精米されたお米のサンプル、杜氏による実際の作業風景などをガラス越しで見学することが可能です。
オプション見学は予約が必要になるので、必ず前日までに予約をしてください。
また、オプション見学では入館料金が別途必要になります。
※2020年10月現在は新柄コロナウイルスの影響により見学中止となっています。最新の情報は月桂冠大倉記念館のホームページでご確認ください。
施設内の見学が終わったらロビーできき酒体験です。「レトロボトル吟醸酒」「玉の泉 大吟醸」「プラムワイン」の3アイテムを試飲することができます。
プラムワインは梅を伏見の名水を使って仕込み醸造した甘味がある果実酒です。梅の風味が豊かで爽やかな味わいが特徴。果実酒が好きな方にもおすすめです。
売店にはきき酒体験でも味わえる「レトロボトル吟醸酒」「玉の泉 大吟醸」「プラムワイン」の他に「笠置屋山田錦大吟醸」「大吟醸しぼりたて生原酒」などもお土産として持ち帰ることができます。
月桂冠大倉記念館へのアクセスは、京阪本線中書島駅からは徒歩5分、伏見桃山駅から徒歩10分の場所にあります。
開館時間は9:30〜16:30で受付は16:15までとなっています。2020年10月現在は新柄コロナウイルスの影響により、入場料無料の売店のみ営業を再開しています。
見学の再開については公式ホームページを確認してから、お越しいただくことをお勧めします。
京都府知事 (3) 第13382号
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